黄山は、東に屈斜路湖、西に摩周湖硫とい毫の湖にはさまれ藻高510mの活火山。
南北で違う山容を見せるのも面白い。
北にある川湯の方から見ると噴気をあげて壮観だが、南から見るとゴツゴツした岩石ばかりの山肌と対照的なのだ。
その山腹にあるのが「民宿野村」が掘った硫黄山温泉である。
強い硫黄臭を放つ露天風呂で、背後の黄茶色に染まった硫黄山の岩と、下界の山麓一帯に広がるシラカバ樹林は、他にはちょっと例のない〃地獄絵巻"。
これぞ野湯、といった趣をもつ。
今回で3回目の入湯だが、雨に流されるのか毎回、状況が変わっている。
最初に訪れた10年以上前は、ひょうたん型のポリ浴槽は埋めてあり、2回目は木の浴槽が新たに作られてポリは地上に置かれる形に。
しかし今回はポリのみで場所も少し上にずれ、木の浴槽は土砂に埋まっていた。
湯温も最初の訪問時は熱くて入れないほどだったが、今回はぬるくなっており、源泉の渇泉のこともちょっと心配である。